LastPass 3.3.2 Firefox アドオンの提供終了について

およそ 1 年半前、Mozilla は、Firefox アドオンに大規模な変更を加える計画があることを発表しました。それを受け、Firefox などのブラウザは、ブラウザ間の互換性を維持するために WebExtensions という共通の API を採用しました。共通の API をサポートすれば、弊社のように、複数のブラウザに対応した拡張機能を作成およびメンテナンスする必要がある企業では、クロスプラットフォーム開発にかかるコストを削減できます。WebExtensions に移行すれば、開発者やブラウザ、ユーザーには多くのメリットがありますが、弊社の LastPass コミュニティとしては Firefox の以前のユーザー エクスペリエンスから離れたいと考えています。

弊社は現在、1 年以上にわたり、Firefox 向け LastPass の 2 つのバージョンを管理しています。3.x リリース バージョンは現時点ではまだ、Firefox アドオン ストアで提供されていますが、4.x 開発チャネル バージョンは LastPass.com でしか提供されていません。

これが LastPass ユーザーの混乱を招く原因となっていますが、「古い」バージョンを残しているのは、弊社の Firefox ユーザーが好んでいたネイティブ エクスペリエンスを残すという当初の意図に基づくことです。この間にも、Mozilla が変更を行うたびに 4.x バージョンには変更を反映しています。ところが最近、Mozilla が 2017 年末までに WebExtensions に独占的に移行するというニュースがありました。それに伴い、弊社では Firefox 向け LastPass の 3.x バージョンの提供を終了する必要があります。

2017 年 3 月 31 日に 4.x バージョンの最新の拡張機能を配信し、その後数日中に、その拡張機能をすべての 3.3.2 ユーザーに展開して Mozilla のレビューを待ちます。Firefox 拡張機能は現在、手動でアップグレードできますが、4 月からは自動でアップグレードできるようになります。その後は、addons.mozilla.org と LastPass.com のどちらのサイトでも、バージョン 4.x のみの提供となります。3.x バージョンを使用している Firefox ユーザーには、今回の更新によって、最新のユーザー インターフェイスだけでなく、基本ロジックと LastPass のパフォーマンスの改良点も反映されます。また、以前のユーザー フィードバックに基づいて、以下に示す 4.x インターフェイスの「Grid View (グリッド表示)」および「List View (リスト表示)」オプションを検証し、自分に適したレイアウトを見つけることをお勧めします。

   

LastPass 3.x Interface

LastPass 4.x Interface

弊社は Mozilla の変更に対応するだけでなく、今回提供する Firefox 拡張機能の新バージョンによってユーザー エクスペリエンス全体を見直します。変更には困難が伴うものです。ユーザーからのフィードバックを踏まえた、データに基づく変更に重点を置きながら、すべてのブラウザとプラットフォームで LastPass のエクスペリエンスを標準化します。

もちろん、この変更によって、お使いの LastPass アカウントや保管庫 (Vault) に保存されている情報に影響が及ぶことはありません。お使いのアカウントには、今後も任意のブラウザやデバイスから、いつでもアクセスできます。

今回の変更について質問や不明な点がある場合は、これまでどおり、弊社サポート チームまでお問い合わせください。